アカイです。
要件定義が終わっていざ開発!と進みたいところですが
・ユーザ達からの様々な要望を要件としてまとめられない。
と結局決まらないでスケジュールが後ろにずるずると伸びてしまうことはありませんか?
この記事では、
・未決事項の管理方法
がわかります!
過去に8年以上、システム開発プロジェクトを行った私が、カラースキームのコツ・紹介していきます!
今までの要件とりまとめについては以下の記事で紹介していますので、お先にご覧ください。
https://www.kuroyukiblog.com/webdesign-101requirement-roadmap/
1.決まらない要件(未決事項)があった場合の対処方法
要件がなかなか決まらなく、先に設計へ進めない場合の対処方法を解説します。
・要件定義の新常識:要件はすべて決まらくても、後工程に進んでよい
前提としまして、要件定義は要件をきちっと固めてもうこれ以上変わらない段階まで進める必要はありません。
そのようなやり方を行うと、要件が固まり切るまで多大な時間がかかってしまいます。
ユーザ側もシステム担当者側もスケジュール遅延でお互いハッピーにならないため、何を今決めて、何を先送りにするかを切り分ける必要があります。
・未決事項の対処方法:本当にやらないといけないことのみ対応し、要件定義を完了する。
前段でも話しました通り、本当に今やらなきゃいけないこととそうでないことをしっかり分けます。
前者だけを決めれば要件定義工程は完了とし、他は未決事項として後でやる。これがベストです。
やることの分け方としまして、「Must(必須)」「Should(できればやる)」「Could(あれば尚良い)」「Wont(将来的にやりたい)」に分類するMSCoW分析がおすすめです。
https://en.wikipedia.org/wiki/MoSCoW_method
例えば何の物を買うかというページ画面は要件そのものなので「Must」、セキュリティ面については設計時に決めれば間に合うので「Could」といった模様です。
2.未決事項の管理方法
ユーザと文字の色を決めていきます。細かい決定事項となりますが、ユーザとの齟齬が発生しないようしっかり決めていきます。
・未決事項の管理方法:誰が、いつまでに、どんな方針で決定するかを管理する。
未決事項は単なる先送りというわけではありません。
未決事項一つ一つに対して、誰が、いつまでに、どんな方針で決めて、その進捗を管理する方法も決めます。
例えば、以下のようにExcelで管理し、関係者に共有をかける。定期的に編集するように依頼をかけておくと良いです。
・未決事項が期限内に解決できない場合:代替案もあらかじめ決めておく
代替案を決めておくことも重要です。
例えば、そのページ画面はリリースしないなど、ユーザの責任者の判断で決めてもらいます。
未決事項を決める人はそれなりの権限を与えておくことがポイントです。役職クラスが色々勝手なことを言っても、最後には自分の発言が公式のものです、と言える権限が必要です。
後ろ盾にえらい方をつけておくとスムーズです。私の場合は上長を付けるよう依頼しました。
3.未決事項の管理方法例紹介
管理方法例は後日記事を更新します。
4.まとめ:未決事項の管理方針が決まれば、要件定義工程は完了できる!
・未決事項は、解決担当者や期限を決めて作業を完了させる。
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